USBDAC電源基板外観
 外形:95mm X 38mm

PCL86ミニワッター

セット外観

1LN5-3Q5

 外形:205mm X 133mm  突起物を除く


周波数特性

1LN5-3Q5

入力信号:USB48KHzサンプリング16ビット

出力信号:SP端子、8Ω負荷  Lチャンネル

考察:200mW(最大出力寸前)での特性悪化はいたしかたなし。

 


歪率特性

1LN5-3Q5

入力信号:USB48KHzサンプリング16ビット

出力信号:SP端子、8Ω負荷  Lチャンネル

考察:最低歪率が0.1%以下にできたので満足な数値です。

 




消費電力

 懸案の消費電力を測ってみました。5Vピッタリを供給するため定電圧電源を使用していますので実際にUSB端子に接続するとUSBDAC分30mA増加します。
 
考察:DC-DCコンバータの効率、保安部品の電圧降下が想定よりいい方向なので出力200mWを確保しても500mAで動作で出来そう。





初期電流 ジャンパー無し
 SW2ジャンパー無しで、USB接続無しでも動作する状態。ピーク電流2.1Aとかなり多いがディスクトップ機では動作する模様。外部電源のUSBハブは普通2.5Aの容量を有しているのでハブを使用すれば安心です。

 電源ON直後、1.4Vのヒーター電源にはソフトスタート機能がないので350mA程一気に流れる。0.5S経過するとヒータが加熱、90V電源も電圧が上昇してくるので消費電流が増加開始する。この時ーC電源も十分に電圧がでていないので過剰に出力管に電流が流れるので、結果ピーク2.1Aまで電流が増加する。

 パソコンに接続する場合はジャンパー無しは推奨できない。

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初期電流 ジャンパー有り
 SW2ジャンパー有りで、USB接続しないと動作しない状態。PCM2704のSSPEN(Suspend flag)信号で1.4VのレギュレータICを制御しています。USB接続直後はパソコン側がUSB接続を確認していないのでSSPEN=LOWで1.4V電圧が出ません(0V)。ヒーターが点火されなけらば真空管には電流が流れないのでピーク電流が抑圧できます。
 
 電源ON直後、450mAまで45度の傾斜で増加するのが90V電源のコンデンサーをチャージUPする為の電流です。90V電源にはソフトスタート機能があるので電流が徐々に増加します。0.5S後チャージUP完了するのでUSBDACだけの消費電流まで激減します(50mA程度)。その後0.1S程度経過すると1.4V電源が動作開始するので+350mA電流が一気に増加して400mAの消費電流がながれます。その後1.6S程度でヒーターの加熱も完了して消費電流が安定状態に入ります。なおーC電源は、90V電源のコンデンサーのチャージUPに同様にチャージUPされますので余分な電流増加から逃れられています。
 
 パソコンに接続する場合はジャンパー有りが推奨。

0.5A/div

 
セット外観

1S5-3Q5

外形:200mm X 111mm  突起物を除く
周波数特性

1S5-3Q5

入力信号:USB48KHzサンプリング16ビット

出力信号:SP端子、8Ω負荷  Lチャンネル

歪率特性

1S5-3Q5

入力信号:USB48KHzサンプリング16ビット

出力信号:SP端子、8Ω負荷  Lチャンネル

Ver1.1  2012/1/20